Category Archives: 生け花

梅の花に似て

あざやかなピンクの花はユリ、白い小さい花ま集まりはバイカウツギ、長く伸びた茎は、ガマです。バイカウツギとはあまり聞きなれない花の名前ですが、梅花空木と漢字で表記すると、何となくその特徴がわかってくるようです。白い可憐な花びらが梅の花ににていることと、その枝が空洞であることで、このように名づけられたということです。なおその枝が空洞という証明になるでしょうか、水を吸い上げる組織がないせいでしょうか、写真をとってまもなく、しおれてしまいました。

大きな花びら

三つの花びらはすべて前回の「生け花」と同じシャクヤク。左に伸びた葉はレンギョウ。 シャクヤクは、今まで何回もでてきました。一つの茎に一つの花びらをさかせるようですが、特に一番下の花びらの大きいことには驚かされました。なんとものさしで直径を測ったら15cmもありました。なにか督した気分になります。

意外な原産地

ピンクの花は、シャクヤク、黄色いアジサイに似ている花はビバーナム、真ん中にすーつとのびた枝葉はリョウブ。リョウブというと、「令法」と漢字で表されるように、飢饉に備えて栽培されたといことを2022年8月のブログにのせました。またシャクヤクについても2021年6月のブログにふれています。意外だったのは、シャクヤクの原産地のことでした。あるウェブではシベリア、中国、モンゴルとし、あるウェブでは中国北部としていています。いずれにしても寒冷なアジアが原産地のようです。日本には早い時期に中国から入って来たようです。反対に西洋には遅く近代になって紹介されたようです。

ユキヤナギとフリージア

白い小さい花はユキヤナギ、黄色い花と大きな葉はフリージア。ユキヤナギは、小さい白い花びらを柳のようにたくさんつけるので雪柳と日本名がつけられたようです。ユキヤナギは、ソメイヨシノの開花が終わる頃、咲くという紹介がありましたが、我が家にユキヤナギが三月の初めにソメイヨシノに先がけて咲きました。なおユキヤナギの原産は中国ということです。もう一つのフリージアは、南アフリカ原産で、日本に入ってやってきたのは江戸時代の末ということで、意外に早かったようですね。球根で栽培するのですが、秋に芽をつけ、冬に葉を開くという半耐寒性のものが多く、日本では栽培しにくい面もあるということですが、少しずつ栽培地が増え、八丈島などでは球根自体を作っているそうです。

ソメイヨシノに先がけ

赤い花はミヤビザクラという桜、黄色い花は小菊、そして黄緑色のまだ「つぼみ」のままなのはユリです。ミヤビザクラについて調べましたが、ミヤビザクラの由来について、二通り見つかりました。一つ目は、埼玉県さいたま市で、カンヒザクラ(寒緋桜)と大島系の山桜との自然交配の結果が見つかったというもの、二つ目は、埼玉県鳩ケ谷市(現在は川口市に合併)で、カンヒザクラとソメイヨシノとが交配された種というものです。どちらも皇太子妃雅子様のご成婚記念として、「プリンセスミヤビ桜(プリンセス雅桜)と名づけられした。今では、ミヤビザクラ(雅桜)とよぶのが一般的なようです。ソメイヨシノに比べ濃いピンク色をしているので、より華やかな印象を感じます。庭植えや鉢植えもできるようですよ。

キブシについて

紫の花はアイリス、真ん中に小さく集まっている花は小菊、そしてすっと伸びた枝の先に咲いている花はキブシ(キフジ)。この中で目新しいのはキブシですね。あまり情報が見つからなかったのですが、日本の固有種ということで、北海道から九州まで山地や丘陵地低地の日当たりの良い場所に分布するということです。雌雄異株で、それぞれ雌花と雄花をちょうど今頃に咲かせ、六・七月頃果実をつけるということです。その果実は、江戸時代の女性がお歯黒といって、歯を黒くするための染料として用いられたそうです。花をつける様子が藤ににていることから木藤(キフジ)と呼ばれる場合がある。

ロウバイは梅にあらず

紫色の花はアイリス、真ん中の小さい黄色い花はキク、同じく周りの黄色い花はロウバイ。アイリスについ調べてみたのですが、いろいろ種類があり分類がむずかしいので、今回はロウバイについて調べたことをのせたいと思います。ロウバイは、漢字で表すと、蠟梅と書きます。つまり花びらが蝋でコーテイングしたようにつやつやしていることと、花の形が梅ににていることから、この名がつけられたということです。しかもいわゆる白梅に先立ってお正月頃から咲くので、梅の仲間と思いきや、ロウバイは、ロウバイ科、ロウバイ属、梅はハラ科、サクラ属に分類されるということです。ロウバイの原産は中国。日本には流入したのは比較的遅く十七世紀ということです。その学名「チモナンサス」は、ギリシア語の「冬の花」の由来するそうです。ちなみに我が家の庭にも今を盛りにロウバイが黄色い花を咲かせています。良い香りがするということですが、鼻が悪い
筆者にはわかりません

いろいろな種類のデルフィニウムという花

薄い青色の花はデルフィニウム、茎の先の葉(と思われる)がくるくる巻いているのはゼンマイ、暗い緑色の葉はドラセナ。いずれも個性的な特色のある草花ですが、デルフィニウムはそのあざやかなで可憐な花びらに心ひかれる思いがします。ただデルフィニウムという名前はいかにもおぼえにくいこともたしかです。デルフィニウムと言うのは、花のつぼみの形がイルカに似ていることからギリシア語でイルカを意味するDelphis=デルフィンからつけられということです。ちなみに日本名の「オオヒエンソウ」は、空を飛ぶ燕からきているということです。少年とイルカの交流と悲劇がギリシア神話に残されているほどですから、その栽培もふるくからのもので、その種類もたくさんあり大きく、柱状にたくさんの花をつけるもの、細い茎に繊細な花をつけるもの、その中間のものと大別できるようです。我が家に生けられたものは、どうやらこの二番目の花のようです。日本にデルフィニウムが入って来たのは、明治時代初めということですが、例の和名が「オオヒエンソウ」ということから、日本に渡来した花は最初のボリュームある種類のものだったかもしれませんね。

宿根草とスイトピー

新しい年をむかえ、早いもので三週間を過ぎようとしています。その間、眼の不調と一年のしめくくりの仕事が加わり、二番目の投稿ができませんでした。今日は相変わらず、生け花に生けられた草花についての話題に触れていきます。最初に例によって、花の名前の紹介ですが、ピンクの花は、キンギョソウ、手前にほんのり青紫色が白いの中に映るのがスイトピー、さらに後ろに白い花びらをみせているのがコテマリです。今回はスイトピーについて触れようと思います。スイトピーといえば、松田聖子の「赤いスイトピー」ががまず頭に浮かびますが、赤だけでなく白や紫、オレンジなどさまざまな色の花をつけるようです。スイトピーのスイートとは、そもそも香りのよさを意味するそうでずが、あいにく鼻の悪い私には、その良さはわかりませんでした。とにかく甘い香りともにたくさんの色の種類をもつことで親しまれているようです。スイトピーについての特筆したいのは、一年草または宿根草の二つの種類があることです。宿根草とは、「しゅっこんそう」と読むそうですが、地上の部分は枯れてしまっても、地下に根を張り、暖かい季節を待って芽ををつける種類の草花を言うということです。最近見つけた我が家の「ド根性ノギク」もこれなんだなと思いました。ちなみにスイトピーはイタリアのシチリア島原産ということですが、寒さには比較的強いそうです。

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一年の区切りに

元旦は、昨日までの一年と新しい一年を区切る特別な日です。年をとってくると、日常を離れて特別なことを試みることは億劫になります。ですから元旦だから、雑煮を食べるくらいした特別なことはないのですが、家の奥さんが元旦の生け花をいつもよりたくさんの種類の草木を集めて前々日に用意してくれました。たくさんの種類の草木とは次のとおりです。黄色の花は菊、濃い目の黄色い葉はろう梅、赤い実(葉もつけていますが)は千両、大きく上にのびているのは若松、そして銀色に着色されたヤナギ。日本も含めて、新しい年を無心に祈るにはとても程遠い国際情勢が続いていますが少しでも好転することを年の区切りの日に祈ります。