近くの公園の片隅に奇妙な枝をつけた木があります。以前から気になっていたのですが、何となく通りすぎてきましたが、近づいて写真におさめたので紹介します。両手を空に突き上げて、バンザイしているようですが、なぜこんな形になったのか不思議ですね。とても自然の成長の結果こうなったとは思えないのですが、どうなのでしょうか?

近くの公園の片隅に奇妙な枝をつけた木があります。以前から気になっていたのですが、何となく通りすぎてきましたが、近づいて写真におさめたので紹介します。両手を空に突き上げて、バンザイしているようですが、なぜこんな形になったのか不思議ですね。とても自然の成長の結果こうなったとは思えないのですが、どうなのでしょうか?

うすいピンクの花はナザレア、青紫色の花はルピナス。はじめて聞く花の名前なので、ウェブページで検索してみました。ナザレアの方は、日本や台湾などのツツジをもとに、ヨーロッパで交配された園芸品種で、別名セイヨウツツジと呼ばれています。花びらははなやかで美しいのですが、寒さに弱く鉢植えで栽培されることが多いようです。もう一つのルピナスの方は、さまざまな由来をもつことがウェブページで紹介されています。ここにいくつか取り上げます。まずルピナスという花の名は、ラテン語のオオカミを意味するルプス (lupus) という言葉からきているというのです。NHKの朝ドラの主人公のモデルとなっている牧野富太郎博士によると、どんな荒れ地でも育つたくましさがオオカミに通じるから、この名がつけられたのではないかというのです。また「きばなのはうちわまめ」という長々とした和名がつけられいますが、漢字で表記すると「黄花羽団扇」となりますから、ルピナスは豆の仲間なのです。さらに花の様子がフジの花に似ていて、下から咲き上がるために「ノボリフジ」と呼ばれているそうです。

昔のそのまた昔、中国の話です。中国の中央よりやや西よりに「周(しゅう)」という大きな国(領域国家)がありました。当時の周は、幽王という王がおさめていましたが、一時の勢力が弱まり、周に従わない外敵(犬戎=けんじゅうとよばれていた)の侵入に悩まされていました。周では外敵の侵入が予測されると、のろしを焚いて味方の諸侯を呼び集めるのが習慣になっていたようです。幽王には申后(しんこう)というも有力者の娘を正式の妃がいました。しかも跡継ぎの王子も産まれていました。しかし幽王は、申后の娘に代え褒似(ほうじ)という娘を妃にしてしまったのです。申后と幽王の關係が悪くなったのはいうまでもありません。一方褒似は、たいへんな美貌の持ち主だったのですが、決して笑おうちとしない女性でした。ところが外敵の侵入を知らせるのろしによって呼び集めらられた味方の家来のあわてぶりを見て大笑いをしたのです。その様子を見た幽王は、褒似の笑顔を見たいばかりに、何回となく、外敵の侵入に関係なく、のろしを焚いて味方の諸侯を集めたのです。しかしこんなことが長く続くことはありません。いくらのろしを焚いてもだれも集まらなくなったのです。ある本には、褒似は捨てられた子だったということです。褒似が決して笑おうとしなかったのはそんな境遇のせいだったからでしょう。やがて幽王は、犬戎と結んだ申后によって殺されてしまいました。おそらく褒似も幽王と同じ運命をたどったのでしょう。それにしても幽王ののろしが、最近の北朝鮮によるミサイル実験についての国の報道と何か似たものがあるような気がするのですがいかがですか。
先日近所のお宅にヒガンザクラが咲いているのを紹介しましたが、今度は八重桜が咲いていました。桜シーズンも終わりにさしかかり、早くも青葉をつける桜の木々も見かけたりして、何となく名残おしく感じるこの頃、はなやかな真紅の花びらで八重桜は迎えてくれました。人間の思いとは別に、自然の営みは植物の成長も含め進行するものだとつくづく思います。
